LANG&HEYNE ラング&ハイネ錫研磨
先日のシルバーパウダーでの磨きについて説明させていただきます。
まずはこの写真
少し見にくいのですが、右奥の小さなビンに入っているのがその魔法の粉です。
ラングが来日の際もこれをもってきたのですが、ラベルにはDIAMANTE?すみません、確かなスペルは忘れてしまいましたが、とにかく、ダイヤモンドを想像させる、スペルでしたので、これはジルコニウムの粉?とききましたが、NOでした。答えは酸化アルミニウムとのことでした。さて、ここからですが、なぜ、こんな古ぼけたビンに入っているのでしょうか?現在、酸化アルミニウムは簡単に入手できるはずですが?
ラング曰く、この粉はラングのおじいさんが作ったものだそうです、ただどうやって作ったのか記録が残っておらず、作り方は不明のままだそうです。しかも困ったことに、現在、販売されている、研磨剤としての酸化アルミニウムではこの魔法の粉で磨いたときのツヤが出ないそうです、この魔法の粉を(写真中央銀色の棒)錫の棒につけて磨きあげてますがラングの持っているこの粉も残り少なくなってきました。ラングが時計を作り出した頃は、このビン1本あれば、生涯の時計製作は困らないだろうと、思っていたそうです。
ラング曰く「安心してください、グラスヒュッテに住む友人がその年代に作られた、この粉をたくさん持っていますから、今交渉中です」ラング&ハイネは酸化アルミニウムにも意地を持ってます。
ラングの超絶コダワリは次回も、つづきます、次回はなんと年差4秒の超絶コダワリ機械式時計をご報告します。


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